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皆さんこんにちは!
広島県広島市を拠点に広島市・東広島市・廿日市において水道管工事や排水設備の設置、修理、メンテナンスを行っている
有限会社沖田住宅設備、更新担当の富山です。
テーマ:引き渡し前に欠かせない“水圧テスト”の真実
前回は水道メーターと引き込み工事についてお話ししましたが、今回はその後の重要な工程、給排水設備の最終検査についてです。
新築住宅で「蛇口をひねれば水が出る」のは当たり前ですが、その裏には徹底したチェックがあります。
給排水設備は、壁や床の下に隠れてしまうため、施工後に目視で全てを確認することはできません。
そこで、水圧テストや通水試験を行い、
漏れがないか
勾配が適切か
排水の流れがスムーズか
を徹底的に確認します。この検査を怠ると、後から水漏れや詰まりといった大きなトラブルに発展します。
水圧テストは、配管に一定の圧力をかけて、接合部や配管に異常がないか確認する作業です。
圧力値の基準:一般的には0.75MPa程度の圧力をかけ、一定時間保持して圧力が下がらなければ合格。
検査のポイント:わずかな接続不良でも水漏れが発生するので、細部まで確認。
現場では、万一の漏れに備えてタオルやバケツを準備しておくなど、細かい気配りも欠かせません。
配管に水を実際に流して、トイレ・シンク・浴室など各器具からの排水がスムーズか確認します。
勾配チェック:排水管には必ず勾配(傾き)が必要。これが不適切だと、水が逆流したり、汚れが溜まりやすくなります。
臭気対策:排水トラップが正しく機能しているかも確認します。
もし水圧テストをしないで引き渡すと、入居後に床下で水漏れ→カビ発生→大規模な修繕という恐ろしい事態になりかねません。
だからこそ、この最終検査は“裏方の命綱”といえるのです。
お客様が「当たり前に水が使える」裏には、こうした入念な検査と職人の責任感があります。
見えない部分で品質を守る――それが給排水設備工事のプロの仕事です。
次回もお楽しみに!
有限会社沖田住宅設備では、一緒に働いてくださる仲間を募集中です!
もちろん、未経験者も大歓迎です。ベテランの先輩が丁寧に指導します。
広島県広島市を拠点に広島市・東広島市・廿日市において水道管工事や排水設備の設置、修理、メンテナンスを行っております。
私たちが採用において最も大切にしているのは、「人柄」です。
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