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日別アーカイブ: 2025年6月23日

職人の技が光る!配管作業の現場レポート

皆さんこんにちは!

 

有限会社沖田住宅設備、更新担当の富山です。

 

 

 

【第4回】職人の技が光る!配管作業の現場レポート


前回は「給排水設計」についてお話ししましたが、今回は実際の現場でどんな作業が行われているのか?
そのリアルな裏側をお届けします!


🛠 配管作業は“見えないけど大切な”職人仕事

 

給排水工事と聞くと、「水道の蛇口がつく」「トイレの設置」など目に見える部分をイメージされる方が多いかもしれません。

でも、建物の“中”や“下”を通っている配管こそが、設備の命綱なんです。


📦 材料選びも用途に応じて

 

現場では、様々な配管材料を使い分けています。

  • 塩ビ管(VP, VU):軽くて安価、主に排水用

  • ポリエチレン管(PE管):柔軟性があり耐久性も◎、給水・給湯に使われることも

  • 銅管:耐熱性が高く、給湯やガス管に利用

材料に合わせて、接着剤、フレア加工、溶接、圧着など、数々の技術を駆使して正確に、そして漏れのないよう接続していきます。


📐 排水勾配は“ミリ単位”の勝負!

 

排水管の設置では、1mあたり1cm以上の勾配が基本ですが、
このわずかな傾きが取れていないだけで――
水が逆流したり、途中で詰まったりと、致命的なトラブルに。

現場では、水準器やレーザー測定器を使い、常に水平・垂直をチェック。
時には床下に這いつくばりながら、ミリ単位の調整を行っています。


🕳 「スリーブ」も職人技!

 

壁や床に配管を通す穴――それが「スリーブ」。
建築工事と連携しながら、正確な位置・直径・高さに穴をあける必要があります。

少しでもズレていると――

  • 設備が取り付けられない

  • 隙間から水が漏れる

  • 美観を損なう

つまり、仕上げ工事の精度にも関わる、とても重要な作業なんです!


🔍 現場で求められるのは“対応力”

 

設計通りにいかないのが現場。
たとえば「構造材と配管がぶつかった」「別業者の配線ルートと干渉した」など、想定外のことがよく起こります。

そんな時、現場の職人は即座に最善のルートを再考し、ベストな方法で施工を進めていきます。
「その場の判断力」と「確かな技術」が、現場では常に求められています。


💡 まとめ

 

  • 配管作業は“見えないけれど暮らしを支える技術”

  • 材料・勾配・スリーブなど、すべてに技術と知識が必要

  • ミリ単位の調整と、現場対応力がプロの証!

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

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